高齢者必見情報
こむら返り
誰でも一度は経験があると思いますが、とても痛い“こむら返り”。
しばらくすると自然に治りますが、起きた瞬間は息が出来ないほど痛い時もあります。
こむらとはふくらはぎのことを言います。「筋肉が吊る」という症状はどこの筋肉でも起きますが、ふくらはぎが最も吊りやすいために「こむら返り」と言われるようになりました。
(1)こむら返り(筋肉の吊り)の原因
筋肉には「伸びる」という動作と「縮む」という動作がありますが、 それぞれ腱や筋肉にセンサーがあり、筋肉が伸びきると「縮め」という指令を出し、筋肉が縮み過ぎると「緩め」という指令を出します。
この縮むと緩むのバランスが崩れ、筋肉が異常な痙攣を起こすことをこむら返りと言います。
それではなぜ、「縮む」と「緩む」のバランスが崩れるのでしょうか。
2つの理由が考えられます。
1つ目は、加齢とともに腱や筋肉のセンサーが老化し、上手く働かなくなったためです。
こむら返りは高齢者の方が多く、60歳以上の6%の人は毎日こむら返りを起こすというデータもあります。
2つ目は、カルシウムとマグネシウムのバランスが悪い、またはマグネシウム不足です。
カルシウムは筋肉を収縮させる時に必要なミネラルであり、マグネシウムは筋肉を弛緩させる時に必須のミネラルです。
こむら返りのような筋肉が吊るというのは、筋肉を緩めるマグネシウムが不足していることが考えられます。
カルシウムとマグネシウムはシーソーに乗って、お互いのバランスをとっているようなものです。
カルシウムが過剰になるとマグネシウムはその分、体内に吸収されなくなります。
(2)こむら返りの予防のために良い栄養素
◉マグネシウムを多く含む食品
・木綿豆腐(にがり入り)
・アーモンド
・あおさ
・納豆
・モロヘイヤ
マグネシウムは筋肉を緩めるだけではなく、体内の300種以上の酵素反応に関わる栄養素で、人が健康に生きていく上で必要不可欠なミネラルです。マグネシウムが足りなくなると、骨に貯蔵しているマグネシウムを溶かして使いますが、その際にカルシウムはマグネシウムの5倍の量が溶け出していき、骨密度の低下が起きやすくなります。また、睡眠ホルモンのメラトニンの生成もマグネシウムが無いと出来ません。
このようにマグネシウムは多彩な働きをしています。
ただ、厚生労働省の調査によると、1日の推奨量は男性で370mg、
女性で280mgですが、現在1日の摂取量は男女ともに約100mgも不足している状態です。
必須ミネラルは体内で合成することは出来ません。毎日の食事にマグネシウムを意識して痛い「こむら返り」を起こさず、快適な睡眠と快適な目覚めを満喫していきたいものです。
■関連商品
マグネパワー 1箱30包(30日分) 1日当たり152円 通常価格 4,200円(税抜)4,536円(税込) |
マグネパワーは海水由来のマグネシウムにGABA(ギャバ)を配合した“海からの贈り物”です。 現代人が不足しがちなマグネシウムは人の健康を保つために必須のミネラルです。 水を飲まなくても口にさっと溶ける顆粒で、いつでも手軽にマグネシウムを補給出来ます。 |