高齢者必見健康情報
熱中症
熱中症は、7月や8月が多いと思いますが、意外と5月~6月も多いのです。特に高齢者はまださほど暑くないといって、エアコンを使用しない傾向があります。現代は昔と違い、夏の前でも熱い日が度々あります。今年も十分に気を付けて、熱中症にかからないようにしましょう。
高齢者が熱中症になりやすい理由
● 体内の水分が不足している
子供は体の75%は水分です。成人は60%、高齢者は50%と下がります。その理由は、人は加齢とともに腎臓の再吸収機能が低下して、水分が余計に尿として排泄されます。そのため、汗をかかなくても水分は失われています。
● 暑さに対する感覚機能の低下
個人差はあるものの、加齢とともに感覚機能は低下します。温度覚という感覚機能がありますが、触覚や痛覚とともに徐々に鈍感になっていきます。沸騰したお茶を入れた湯呑茶碗を素手で触っても熱くないという人もいます。
● 暑さに対する調節機能の低下
加齢とともに汗を出す汗腺の数が減少し、汗を分泌するタイミングも遅くなります。そのため、汗の量も少なくなり、熱が体内にこもりやすく熱中症を発症しやすくなります。
脱水症状のチェック方法
脱水状態になっているかは下記のようなチェック方法があります。口が乾く時や体調不良を感じた時にチェックしてみてください。
熱中症対策
▼ 室内
・室温をこまめに確認し、扇風機やエアコンで28度を越えないようにしましょう。
・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用しましょう。
・部屋の窓やドアなど2か所以上を開けましょう。
▼ 屋外
・日傘や帽子を着用しましょう。
・日陰を利用し、こまめな休憩をとりましょう。
・天気の良い日は、日中はできるだけ外出しないようにしましょう。
・マスクを外しましょう。(病院や施設などでは着用することが適切な場合があります)
▼ 水分補給
・のどが渇く前に、こまめに補給しましょう。
・水だけではなく、塩分や糖分も同時に摂りましょう。
・お茶やコーヒー等のカフェインを含むものは利尿作用があり、排尿量が増える為、摂り過ぎには注意しましょう。
▼ 栄養補給
・汗をかくと水分とともにミネラルなどの栄養素も流出するため、しっかりと食事を摂りましょう。
・ミネラルやビタミン、クエン酸などが豊富な果物やお酢を摂りましょう。
・口や喉の渇きを感じにくい人は、甘酸っぱい酢の飲料水を飲みましょう。
(※渇きを感じにくい人は水やお茶は飲まなくても酸味のある甘い酢は、好んで飲む傾向にあります。)
水分補給のタイミング
激しい運動をしなくても一日に体から排出される水分は尿や汗、便など合わせて2.5Lにも。同じ量を体内に入れるには、代謝で生まれる水分0.3Lのほか、飲料水で1.2L、食事で1Lの水分をとることが目安となります。体重に占める水分量の割合は、成人男性の約60%に対し、高齢者は約50%とされます。高齢者は脳の機能低下で喉の渇きを感じにくいため、特に注意が必要です。
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