季節の健康情報

花粉症対策

気象庁では今年のスギ花粉の飛散量は2022年(昨年)の約2倍という予想です。
特に関東から太平洋側の東北にかけて非常に多い傾向にあります。

1. 花粉症を悪化させないために

①洗濯物は室内干しにする
屋外は花粉が洗濯物に付着し、落とすことが難しいためです。

②タバコの煙を吸わない
喫煙者、非喫煙者ともにタバコの煙を吸うと鼻の粘膜は刺激を受けることで弱くなります。

③飲酒を控える
アルコールは血管拡張作用があるため、鼻や目の血管も拡張させ、鼻づまりや目の充血を起しやすくなります。

➃睡眠不足にならないこと
睡眠不足は免疫バランスを崩し、異物である花粉に対して、一層激しく反応することもあります。

⑤アレルギー反応を起こしやすい食品を控える
花粉症の人が果実を食べると口腔アレルギーを起こす場合があります。
中でも起しやすい果実は、りんご、サクランボ、トマトです。

2. 花粉症の予防

①外出時はウエットティッシュマスクとゴーグルを着用
マスクを2枚用意して、マスクとマスクの間にウエットティッシュを挟みます。
その状態で2枚のマスクを着用すると、花粉予防効果が倍増します。
また、目を保護するゴーグルを使用すると更に安心です。

②帰宅後は直ぐに花粉を落とす
うがいと手洗いをして、屋外で付着した花粉を速やかに洗い流しましょう。
衣服も玄関で花粉を払って落とすことも大切です。

③花粉症に良い食品を摂る
■梅干しを食べる(世界一受けたい授業、和歌山県立大の研究等)
梅干しが含むバニリンは花粉症の症状を抑制する成分として期待されています。
■青魚を食べる
青魚に多く含まれているDHA、EPAはアレルギー反応を起こす物質を阻害し、炎症を和らげる作用があります。
■柑橘類を食べる
ビタミンCにはヒスタミンの放出を防ぐ作用があるため、症状の軽減が期待されます。
■ヨーグルト、お酢を食べる
乳酸菌や酢酸菌には腸内環境を改善することで、免疫のバランスを整える働きもあります。

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