季節の健康情報
気象病
皆さまは“気象病”をご存知ですか?
気象病とは、気温や気圧などの天候の変化によって引き起こされる様々な症状の総称です。現代の日本では潜在患者が1,000万人いると言われています。
湿度の変化などが自律神経を乱すことで頭痛、関節痛、めまい、吐き気、倦怠感、喘息の誘発、肩こり等の症状が起きると考えられています。
(1)気象病になりやすいタイプ
次のチェック項目で3つ以上当てはまる人は気象病になりやすいタイプかもしれません。
□ 雨が降る前がわかる
□ 新幹線や飛行機に乗ると耳がキーンと鳴る
□ 雨が上がった時や台風が去った後に体調が悪くなることがある
□ 過去のケガや手術の痕が時々痛むことがある
□ 几帳面な性格でストレスを感じやすい
□ 乗り物酔いをする
□ 雨の日の朝はなかなか起きられない
□ 片頭痛持ちで定期的に頭痛がする
□ 天候の変化で気分が落ち込むことがある
□ 耳抜きが苦手だ
□ 首や肩がこりやすい
いかがでしたか?思い当たる方は最後に予防法と対処法を載せてありますので、最後まで読んでみてください。
(2)意外と知られていない気象病と目の関係
前述の通り、気象病は自律神経を乱します。この自律神経と目は深い関係にあり、自律神経の乱れは目のトラブルに繋がります。
交感神経が優位の時は、目の房水が増えるため眼圧が上がり、視神経を圧迫します。
反対に涙液は減少するためドライアイになりやすくなります。
また、散瞳は広がって、より多くの光を取り入れようとします。スマホなどのブルーライトは網膜まで届くため網膜はダメージを受けます。
副交感神経が優位の時は、体はリラックスモードですが、目の毛様体筋は緊張します。
リラックスしている時は近くにピントを合わせるように設計されているため、毛様体筋は収縮し水晶体を厚くします。
気象病により自律神経が乱れると、主に交感神経優位の状態が長く続き、眼精疲労を起こしやすくなります。
眼精疲労も頭痛、めまい、吐き気、肩こり等の症状を起こしやすく、 気象病の症状と重なります。様々な目のトラブルも自律神経を乱すきっかけになっているからです。
(3)気象病の予防、改善のための体操
① 耳ストレッチ
内耳の血流を良くして、気圧の変化による頭痛やめまいなどを予防、改善します。
② 首ストレッチ
緊張型頭痛、片頭痛を予防、改善します。
③ 肩こり体操
首こりや肩こりを予防、改善します。
(4)気象病の予防、改善のために良い栄養素
① マグネシウム
体内で300種以上の酵素反応に関わるミネラルです。
特に、筋肉の弛緩や神経の興奮を抑える働きがあることから、“リラックスミネラル”とも呼ばれています。
片頭痛、イライラ、不眠、倦怠感などに良いです。
■マグネシウムを多く含む食品
・木綿豆腐(にがり入り)
・アーモンド
・あおさ
・納豆
・モロヘイヤ
②GABA(ギャバ)
GABA(ギャバ)とは「γ-アミノ酪酸」というアミノ酸の一種で、水溶性のため、腸管から素早く吸収されます。哺乳類の脳や脊髄に多く存在し、興奮を抑える抑制性の神経伝達物質として働きます。複数の研究でストレスを緩和する働きがあることが示唆されています。
■ギャバを多く含む食品
・発芽玄米
・漬物
・キムチ
・味噌
・醤油
気象病はそうでない人からは、あまり理解されない場合もあります。
「単なる気のせいだ」とか、「誰でも不調の時はあるよ」など、大した事はないという認識です。
しかし、気象病からうつ病を引き起こしたり、喘息の発作がひどく呼吸困難になる人もいます。
決してあなどってはいけません。
皆さまにおかれましては、不安定な気候が続く時季に、また、自律神経を乱した時に少しでも症状を軽減し、快適な暮らしが送れることを願っております。
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