意外、夏の乾燥肌
暑い夏は、普段から「汗」をかくことが、他の季節と一番違うところではないでしょうか。
外気温の上昇から体内温度を一定に保つために、汗をかいて、気化熱を利用して体温を下げることはよく知られています。
多くの人が汗をかくと気持ち悪いと思うので、シャワーを浴びたくなります。
ところが、気を付けないと“乾燥肌”になるかもしれません。
夏に乾燥肌?と思うでしょうが、意外なことに、夏は乾燥肌になりやすい季節です。
その理由は
①夏の紫外線はUV-Bで肌のバリア機能を破壊すること。
②汗をかいた肌は皮脂と水分が余計に流出するため、皮膚の下は乾きやすいこと。
③ベタつくのを嫌がって、クリーム等の保湿剤を塗らないこと。
➃エアコンや扇風機の風に当たって肌を乾燥させること。
①汗が引いた後、肌がつっぱる。
②吹き出物ができた。
③毛穴が黒ずんできた。
➃蚊に刺されていないのに痒い。
対処法
肌の潤いを保つために肌に直接保湿成分の入ったローションやクリームを塗っても汗で流れてしまうことが多いです。
そのため外からではなく、内側から保湿をします。
潤い肌を保つ栄養成分
ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEを摂ってください。
うなぎ、豚肉、玄米、オートミール、トマト、イチゴ、ナッツ類などです。
オリーブオイル(エクストラバージンオイル)、えごま油、アマニ油、MCTオイル、DHA、EPAなどです。
加齢とともに減少する保湿成分です。こんにゃく芋、大豆、ホウレンソウ、乳製品などに多く含まれています。
今年の夏は、暑さと共に乾燥肌にも負けずに快適にお過ごしください。